セレック 1日で白い歯
こんにちは。院長の林栄成です。
今日もセレックによる1日で白い歯の治療内容をご紹介致します。
上記の写真のように一番奥の歯に金属の詰め物が入っていたのですが
虫歯で取れてしまい、治療を希望されて来院されました。
どうせだったらついでに手前の金歯もセラミックに変えたいとのことで治療開始です。
早速麻酔をかけて手前の金歯を除去します。
この金歯には全く症状などはありませんでしたが、いざ外してみるとこの状態です。
前回のブログでもお話ししましたが、セメントの種類によっては金属と歯の接着は非常に弱いです。
知らないうちに部分的な剥がれが生じると唾液の中のバイ菌は、歯と金属の隙間に入り放題です。
幸いにも2本とも虫歯は神経まで達しておらず、プラスチックを流して形を整えた状態です。
ここからセレックの3Dカメラで型取りを行い、2本分のセラミックを設計し削り出しました。
手前のクラウン(被せ物)は12分間、後ろのインレー(詰め物)は6分間で削り終わりました。
その後ある程度の研磨を終えて歯ときっちりと接着を行い、咬み合わせの調整と研磨を行いました。
如何でしょう?
天然の歯のような本来の白さを取り戻すことが出来ました。
ここまでを1回の治療で終えました。
最後の方は少し切れかかっていましたが、麻酔は1回だけです。
毎回患者さんにはご自分のセラミックを削っているところを見て頂いていますが
皆さんが技術の進歩に感心して下さいます。
治療している私自身もセレックの即日治療の凄さには毎回改めて驚いています。
セレックは患者さんに優しい治療だと思います。
セレックによるセラミック治療は、審美だけが目的ではなく
歯を長期的に良い状態で残すことに繋がります。
詳しい説明を聞きたい方は私かスタッフまで。