宮城県多賀城市の一般歯科・インプラント歯科。「自分が受けたい治療」をコンセプトに、衛生管理・安全対策を徹底した完全個室の歯科医院。ヨーロッパ基準EN13060のクラスB規格（世界最高ランク）の滅菌システムを導入しております。

インプラントセミナー参加

2016.02.01

こんにちは。院長の林　栄成です。

 

先週末は東京で開催されたインプラントのセミナーに参加してきました。

講師は、ITIフェローの勝山英明先生でした。

勝山先生は日本だけでなく、世界的なITIのスピーカーで非常に著名な先生です。

これまで何度も講演は聞いておりましたが、講義や実習で直接教えていただくのは初めてで

去年から大変楽しみにしておりました。

セミナーは「エステティックGBR」というタイトルで、

午前中はGBRの概論と各論を丁寧に講義で解説してくださりました。

インプラントを埋め込む際に骨の幅などが足りない場合、

自家骨や骨補填材を用いてインプラント周囲に骨を造成するテクニックをGBRと言います。

骨補填材ごとの特性や長期的な予後のお話し、現時点のコンセンサスなど

頭の中が非常に整理され、クリアになりました。

 

午後は豚骨を使ってたっぷりと実習を行いました。

勝山先生のマイクロスコープを駆使したインプラント手術のテクニックを

大画面で見ることができ大変勉強になりました。

私の診療ではインプラントの手術も含め常時5倍の拡大鏡を用いていますが、

もう少し拡大率を上げても良いかなと思いました。

 

豚骨の実習の様子を載せようと思って写真を撮ってきたのですが

冷静に見てみたら、想像以上にグロテスクだったので自粛します。笑

勝山先生から切開・剥離のポイントや効果的な縫合などを教わり非常に勉強になりました。

 

はやしデンタルクリニックでも今後導入予定のボーンレベルテーパード（BLT）の

埋入実習もあったので、非常にラッキーでした。

といっても今までのティシューレベル、ボーンレベルインプラントと

削るバーが異なるだけなので、全く問題無しです。

ただ、バーをすべて買い揃えないといけないのが痛いところです。

形状が異なるため仕方のないところでしょうか。

 

インプラントのマウントもロキシムが採用され、取り扱いがより簡便になりました。

開口量の厳しい臼歯部の手術の時には大変助かります。

 

3月の東北合同ITIスタディクラブでは

勝山先生がスピーカーとして仙台にいらして頂けるとのことで

今から非常に楽しみです。

 

 

来週末はコンポジットレジン（虫歯を削って白い樹脂をつめる治療）のセミナーに行きます。

 

今後も最新の治療を提供できるよう努力していきます。

 

林　栄成

 

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